はじめましての方がほとんどだと思いますが、今日もよろしくお願いします。Mです。
オーバーホール記事の8回目です。
今回はニッセンケーブルを装着したブレーキの調整です。いよいよ調整をしていきます。
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ブレーキは自転車にとって命を預かる超重要パーツ。そのため、ニッセンケーブルを導入しました。今回はさらにひと工夫しようと・・・
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緊急事態宣言が解除される地域が出てきそうですね。
本日のニュースで知りましたが、驚きました。
嬉しいことでもありますが、海外の第二波が出ている報道などを見ると、引き続き、慎重にいくべきですよね。
ぼくは引き続き、在宅勤務が中心ですが、今週、出勤した際は、電車内のあまりの人の増え具合に驚きました。おまけに帰宅時は営業している居酒屋とそこに入っているお客さんの多さにも驚きましたね。
一方、経済を回すことも非常に重要なポイントなので、否定はしないですが、悩ましいところ。そう考えると、政府の支援はもっと必要なんだと思います・・・
なーんて、素人が知ったようなことを言い、すいません。本日のお話は「ブレーキ調整」です。
下記の流れでオーバーホールの全体像を示して来ました。最初は長くて書き切れるか、という不安があったものの、もう終わりが見えて来ました。
・下準備の洗車とチェーン清掃①
・トラブル!BBとクランク整備②
・トラブル!ネジ山を潰してしまう!③
・トラブル! ケーブルライナーの通し方④
・ヘッドパーツ交換でハンドルを下げる⑤
・カーボンハンドル付け、トルク管理⑥
・アウターケーブルの長さ調整⑦
・フロント/リアブレーキ調整⑧
・フロント/リアディレイラー調整⑨
・バーテープ巻き⑩
・オーバーホールを終えてインプレ(最終回)
前回のお話は「ニッセンケーブルの長さ調整」です。アウターケーブル、インナーケーブルともに本当にしなやかな柔らかさに驚愕でした。
それなら読んでみようか、という先輩はコチラ!
では、本日も本題に入りましょう。
ブレーキは左がリアで、右がフロントという日本の常識を疑ってみる
無事にアウターケーブルの長さも決まり、ハンドルにセットすることに成功。
なので、インナーワイヤーを通して行きます。
インナーワイヤーは、ブレーキとディレイラーがありますが、まずは、ブレーキから始めることに。
STIのブレーキワイヤーの通し口から、ワイヤーを通して行きます。
通してすぐに気づくのが、アウターケーブルとインナーワイヤーの滑らかさ。
スルスルと吸い込まれるように入って行きます。
このあたりもニッセンケーブルのメリットなのでしょうか?
シマノのよりも非常に滑りがいい感じします。
まずは、フロントブレーキからセットしていきます。
TREK Emonda SLの場合、フロントフォークにそれほどのクリアランスはないため、25Cのタイヤでブレーキとの隙間はギリギリです。
少しでもズレているわけには行かないので、タイヤを外し、センターを出す調整をします。
そのついでに、ブレーキの内側も掃除。
キレイになったところで、センターを出せるようにブレーキ本体を取り付けし、ブレーキ調整に入ります。
シューを手で押さえて、リムに押さえつけながら、ほどよい引きしろになるよう微調整。
ブレーキ調整は頻繁にしているため、あっさり終了しました。
同じ手順で、リアブレーキも調整終了です。
完成した状態がコチラです。
わかりますかね?よく見てください!
実は、1ヶ所、今までと違う点があるのです。
それは・・・
今回は左STIでフロントブレーキ、右STIでリアブレーキを引く形にしました。(爆)
海外仕様な感じで、なんかカッコよくないですか?
オレは一味違うぜって感じがして。(爆)
なんてのは冗談で、これにはちゃんとした理由が。
ぼくは右利きなのですが、なぜか昔から、左手の方がブレーキを引きやすいのです。意味不明な教えですが、自転車のブレーキは後輪からかけよ、という父の謎の教えが身についている部分があります。
(本当に意味不明。ロードバイクには不適合・・・)
さらに、左STIからフロントブレーキ、右STIからリアブレーキにワイヤーを通した方が、実はスムーズなケーブルレイアウトになります。
海外では、この仕様が標準という国も多い様子。
なので、今回は左右を逆にしてみました。
最後にワイヤーキャップを装着して、無事に終了。
うん、ブレーキはカンタンでした。
日頃から調整しておくことで、調整のコツが身についているのが大きいですね。
日頃の整備、大事!
そして、肝心のニッセンケーブルのブレーキの効き具合についてですが、それはまた次の機会のお話。
というわけで、本日は以上です。
お付き合いいただき、ありがとうございました!
〈次回以降予告〉
フロント/リアディレイラー調整をする
(更新がんばります!)