今日もよろしくお願いします。Mです。
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いよいよ富士ヒル本番レポートです!
【サマリー】
富士ヒル本番当日は、過去にないくらいの最高の天気と言われるくらいのコンディションの中で、レースが始まりました。ぼくもしっかりと成果を出すべく…
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ようやく富士ヒル本番のレポートです。
実は、本番のレポートを書くかどうか、いや、書けるかどうか、はすごく悩みました。
書きたくない、とすら思った時もあります。
でも、きちんと書かないと自分の中でケリがつかず、次に進めない、と思ったので、ケジメとしても書くことにしました。
最初に、お詫びしておきます。長文です。
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富士ヒル本番の朝がやってきた!
前夜は早めに寝よう、と思いつつ、10時頃、眠りにつきまして、3:30に目覚めました。
いつもと違う時間帯に目覚めたので、眠いですが、緊張感からスムーズに起き上がることができました。
ぼくは、第4ウェーブ「7:10~7:40」スタートのため、宿を5時前には出発します。
その前に、朝ご飯を食べておきます。
あ、食べ過ぎですね!爆
全てを一度に食べていないですよ。
宿を出る前にパスタ(508Kcal)のみを食べました。
残りは、富士北麓公園のスタート地点に向けて、駐車場を出発する前に食べる予定です。
で、宿を出てからは、スイスイと進み、混雑なく富士山パーキングに到着です。
今年は駐車場の方式が変わり、スムーズに駐車できて、一安心です。
バイクの準備もバッチリと済ませることができました。
で、ここからは体の準備です。
実は、木曜日に富士ヒル前の最後の刺激入れとして、Vo2Max練習をした際に、調子が良い感じがして、ついつい力を入れ過ぎてしまったようで、左脚のふくらはぎを攣ってしまい、そこから肉離れっぽい感じがしています。でも、なんとかギリギリ大丈夫な感じがしています。
(おっさんの脚、すいません…爆)
過去の経験から、こういう時は、ぼくの場合は脚を攣りやすいので、前日受付でもらった&購入したサプリでドーピングもどきをしておくことに。
では、出発です!
富士北麓公園までの15分ほどはウォーミングアップにちょうど良い距離と時間なので、負荷をかけて登って行きます。
「うん、調子よい感じ!」なんて思って、気持ち良く走って、スタート地点に到着です。
スゴイ人でした…!
圧巻でしたね。
さすが人気の第4スタート、ってところでしょうか。
そして、運命のスタート時刻7:10を迎えました。
1年間の集大成をぶつけてこよう!と思ってスタートを切ったのでした。
希望に満ち溢れたスタートから1合目まで
では、あらためて、目標タイムの確認です。
今回、2回目の富士ヒルは「83分」が目標タイムです。
昨年の「86分」から、3分の短縮を目指します。
自分としては、昨年の富士ヒルの時よりも、1年間を通して、平日の仕事前の30分を確保して、トレーニングをしてきたつもりです。
その成果から、1週間前のヤビツ峠は、名古木交差点スタートで「41:42」(信号ストップあり)が出せました。
1年前も富士ヒル前にヤビツ峠を走りましたが、1分短縮できました。
ヤビツ峠の2倍が富士ヒルタイムと言われますので、単純計算で「83:24」くらいが出る可能性はあると思っています。
そんな気合が入った状態で、スタートしました!
1合目までは、セオリー通りに「がんばりすぎない!」をテーマに走ります。
第4ウェーブスタートということもあり、「すぐにどなたかとトレインが組めるのでは?」と期待しつつ、走ります。
しかし、83分目標のぼくにちょうど良いトレインは、なかなかありません。
ブロンズ狙いの人はたくさんいて、ペースを合わせ見ると、10~30wくらい低い感じがして、「もっと挑戦しなきゃダメだ!」と離脱して、前に出ます。
一方、シルバートレインもたくさんあって、ありがたいことに「NICO!後ろ乗って!」なんて言っていただけたので、乗ってみます。
しかし、これはぼくのベストよりも20W以上出ていて、キツいです。
〇〇〇〇 ●(←ぼく!)
こんな感じで2分ほど着いてみるのですが、しばらくすると、
〇〇〇〇 ●…
こんな感じで千切れてしまいます。
こんなやりとりを、1合目につくまでに様々なトレインで3回くらい繰り返していました。
ぼくのペースにピッタリのトレインなど、なかなかありません。
それもそのはずで、90分ブロンズと75分シルバーのちょうど中間くらいの83分がぼくの目標。
ブロンズトレイン、シルバートレインが多いのは当然で、ぼくがトレインに乗りたければ、そのどちらかに乗るしかない状況でした。
そんなことを考えながら、その後もやって来るシルバートレインにしがみついて、離れて、を繰り返しているうちに、ぼくの体力はじりじりと減少していきつつ、1合目を迎えたのでした。
2合目~樹海台駐車場でリタイヤを本気で考える!
1合目をなんとか終えると、ここからは少し平坦もあって、スピードに乗ってタイムを稼ぎたい区間です。
1合目までで実力よりも速いトレインへの乗り降りを繰り返したことで想定よりも疲労しつつも、気持ちは元気なので、短い平坦区間では、再び速いトレインにしがみついて行くことに。
ここで、少し力を入れてペダルを踏んだ際に、傷め気味の左ふくらはぎにピキッとイヤな感じの痛みが走りました…
すぐに「マズイ!」と思い、力を抜いたペダリングに切り替えます。
すると、痛みは一瞬で消えて、一安心です。
その後は、左脚に力を入れないようにしつつ、ペダリングに集中します。
そのまま2合目が近づいてきたところで、なぜか、右脚のふくらはぎを攣ってしまいました。
最初は何が起きたかわからず、「えっ、どうして右脚が?」と慌てます。
どうやら、左脚のふくらはぎを庇ってペダリングをしていたようで、逆の右脚のふくらはぎを攣ってしまいました…
何をやってんだ⁉
と頭が真っ白になりつつ、慌ててペダリングを調整して、痛みを感じないようにして、右脚のふくらはぎをほぐすことに集中します。
まさかこんなことになるとは…?
無理してトレインに乗らずに、単独で焦らず83分を目指すべきだった…
頭の中でぐるぐる考えて、焦ります。
パワーはちっとも出ず、ひどい時は2倍くらいしか出ないのに、心拍は下がりません。
焦っているようで、逆に心拍は上がる始末…
そうこうしているうちに、体と心肺がすごくしんどくなって来ます。
右脚のふくらはぎも痛みます。
(今思うと、焦って、自分で自分を追い込んでいたのだと思います)
この状態だと、ゴールまでは辿り着けない…
無理だ…
体が悲鳴を上げているのが分かり、リタイヤを考え始めます。
「リタイヤはダメだ」「いやもう限界だ」の繰り返しを何十回も繰り返した時、樹海台駐車場が見えました。
リタイヤするなら、ココだ。
今年はもう辞めよう…
思わず、駐車場に吸い込まれそうになってしまいました。
それでも、体はペダリングを勝手に続け、樹海台駐車場を通過していました。
もう目標の83分はのことは忘れよう
ブルーリングでもいい、ゴールまで行こう
リタイヤしたら、下山の荷物が戻ってくるのは遅い時間になる
kさんや主催者の人にも迷惑をかけてしまう
そんな気持ちで、自分を奮い立たせて、3合目に向かうことにしたのでした。
本番当日の体調は「アンプロダクティブ」…
調整に失敗したようです。
でも、5/4の試走の時はもっと悪いコンディションでしたが、試走のベストタイムは出たので行けるはず、とも思っていました。
というわけで、まだ続きます。
【次回以降の予告】
・未定
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