はじめましての方がほとんどだと思いますが、今日もよろしくお願いします。Mです。
オーバーホール記事の4回目です。
前回は「ネジ山を潰してしまう!」というトラブルの話でしたが、今回も引き続き、トラブルです。
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ぼくのTREK Emonda SLはインナーケーブルフレームなので、ケーブルライナーを通さないと、ワイヤー交換は超大変なのに・・・
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皆様はまだGWが続いていますか? もう日常に戻られましたか?
ぼくは5/6でGWは終わり、本日で通常の日常生活モードの2日目です。
でも、明日からは土日休みの楽しい週末。
引き続き、感染対策しながら家族で過ごします。
本日は久しぶりに出社していましたが、電車内や街中には人が多かったですね。居酒屋も営業している店が多く、驚きました。この2日ほど東京の感染者は減ってきたとはいえ、気の緩みが心配ですね。
さて、本日のお話は「フレームにワイヤーを通す苦労」です。
下記の流れでオーバーホールの全体像を紹介していきますが、前回に続いてのピンチシリーズ最終回です。
・下準備の洗車とチェーン清掃①
・トラブル!BBとクランク整備②
・トラブル!ネジ山を潰してしまう!③
・トラブル! ケーブルライナーの通し方④
・ヘッドパーツ交換でハンドルを下げる⑤
・カーボンハンドル付け、トルク管理⑥
・アウターケーブルの長さ調整⑦
・フロント/リアブレーキ調整⑧
・フロント/リアディレイラー調整⑨
・バーテープ巻き⑩
・オーバーホールを終えてインプレ(最終回)
今回のお話は前回の「ネジ山を潰してしまう!」とつながっている部分もあるので、まだ読んでないよ→読んであげようか、という奇特な先輩はぜひ!
では、本題に入りましょう。
ネジ山を潰した焦りから、ケーブルライナーを通さず、ワイヤーを抜いてしまう失敗!
前回の話の通り、TREK Emonda SLはケーブルインナータイプのフレームのため、ケーブルを差し込むためのジョイントパーツのネジを外す必要があります。
しかし、ネジ山が潰れており、外せないことに焦ったものの、ユニディで「ネジモグラ」なるアイテムを手に入れて、無事にネジを外すことに成功。
喜んだのもつかの間、この後にトラブル発生です。
本来ならば、ケーブルライナーを通してから、シフトワイヤーを抜くべきところ、血迷ってそのまま抜いてしまう、という失態を犯しました。
しかし、焦りはありません!(ドヤっ)
なぜならば、ぼくはこのTREKをヤフオクで中古で購入しており、その時もケーブルライナーなどは通されていることもなく、自力でワイヤーを通した辛い過去があるからです(爆)。
今見ても、この写真だけで判断してよく購入したと思います。Emondaではなく、amondaになってるしね。我ながらギャンブラーすぎ・・・
今回は、リヤブレーキ、フロントディレイラーの2箇所に関しては、きちんとケーブルライナーを通しました。
こんな感じです。
リアディレイラーのみ、ケーブルライナーを通せていないので、前回に比べたら、苦労は1/3なのです。
では、早速ですが、始めます。
ワイヤーを通すためには、掃除機を使う方法だったり、専用工具を購入して通す方法などがあります。
掃除機を使う方法も試して、成功しました。
しかし、もっとラクな方法があり、ぼくの場合は、
・釣り糸
・釣り用の錘(ガン玉)
・アロンアルファ
この3点を使用します。
全て、100均で揃えることができます。
まずは、釣り糸の先に、釣りの錘をセット。
錘のサイズは、ケーブルの入口に入ればOK。
ガン玉という錘の場合、糸に挟むことができるようになっています。
これを、ヘッドパーツ近くのフレームの入口から入れます。
フレームに入れると、重力で下に落ちていきます。
その際、フレームの前輪部分を立てて、フレームを縦にしつつ、糸をゆっくりゆっくり入れていきます。
すると、ボトムブラケット下から錘の重さで、錘と糸が出てきます。
その後は、リアディレイラーの部分まで通します。
最後まで出たら、フレームのヘッドパーツ近くの入口の穴から出ている糸に、今回使用するワイヤーの先端をアロンアルファでくっけてしまいます。
アロンアルファが固まり、引っ張ってもとれなければ、あとはリアディレイラー側の釣り糸を引っ張って行けば、スルスルとワイヤーが通っていき、完成!
本当にカンタンです。
(実は最も難しいのは、リアブレーキ通しですが、今回はケーブルライナーを通せたので楽勝!)
というわけで、無事にすべてのワイヤーをニッセンケーブルに交換することが出来ました!
では、長くなりましたので、本日はここまで。
お付き合いいただき、ありがとうございました!
〈次回以降予告〉
ヘッドパーツ交換で、ハンドルを下げる!
続きを書きました!
(更新がんばります!)