【ステム交換】10㎜長いステムに変えたのに42gも軽量化で大満足!

はじめましての方がほとんどだと思いますが、今日もよろしくお願いします。Mです。

本日は、ロードバイクのカスタムのお話「ステム交換」です。ぼくのバイクはフレームサイズも小さくやや窮屈な乗り心地。

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以前、カーボンハンドルに変えた際にリーチが長くなったことで少し乗りやすくなり、ステムも長くした方が良さそうと・・・
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皆様は、ステム交換の経験はありますか?

ぼくは今のロードバイクであるTREK Emonda SLに乗るようになってからは、組んだ時の状態のままで乗っていました。
(その前のTWITTER HUNTERの時は、2回変えています)

しかし、どうもフレームサイズが小さいことが影響していることもあり、窮屈な感じがしていました。

そこで、ステム交換しよう!と思ったのが、5月のGW後。
そこからすぐに、dedaのステムを購入したことは、以前、ブログ記事にもしましたね。

【ロードバイク雑感】dedaステムの規格(ハンドル径31.7㎜)に合わせるべきか…

で、これがまあ色々とあり、31.7㎜ハンドル対応という独自規格で(31.8㎜ハンドルに装着しても問題ない、という説もあり)他のモノを購入しなおそうかな、とずっと考えていました。

そして、なんとdedaステムはまだ到着しません!
注文から1ヵ月以上経過しているにもかかわらず、うーん、困ったものです。

ということで、もう待てずにNEWステムを購入してしまったのです。
現状よりも10㎜長くしたので、これで少しポジションが良くなるはず。きっと。



 

NEWステムとして購入したのは「TNI Helium 17°ステム」。軽くて、信頼性もGOOD!

 

dedaステムはブランド品を使用しておきたい、という思いから購入したのですが、まだまだ届きそうにないことと、ハンドル31.7㎜幅対応という特殊サイズであることから見送りに。

そこで今回、ステムを選ぶ際に最も大事にした観点は、「重量が軽いコト!」です。
(ハンドル幅が31.8㎜対応というのは当たり前ね)

いろいろと調べてみると、Youtuberやブログ上で、「TNI Helium」ステムが、軽量で作りもしっかりしていてイイ!ということを発見!
ということで、早速ですが、コレを購入してみることに。

今回も角度が強く付いている17°タイプをチョイス。
17°だと地面と平行になるんですよね。

価格は約4,000円でした!
ちなみにdedaステムがPROBIKEKITで3,600円くらいでしたので、なかなかのお値段です。

で、早速ですが、軽量してみます!

なんと、94g!
マジ? 軽すぎでは?

ちなみに、それまで使用していたステムがコチラ!

136gなので、なんとステムだけで42gもの軽量化に成功です。
ま、このステムはamazonで1,300円という超格安でしたので、文句は言えません。
(十分に使用できて、コレはコレでコスパ的にアリでしたよ)

ちなみに、軽いだけではありません。
ハンドルやコラムと接する内側の面をチェックすると、バリなどは一切なく、非常にキレイに仕上げられています。
これは感動です

ただ、1点だけ、ぼくにとっては、残念なことが。
付属のボルトが「トルクス」タイプだったのです…

わかりますかね?
ボルトが「トルクス」タイプ(星形)なのです。
これだと、ぼくの場合、トルクレンチも使用できないので、せっかくですが、六角穴付きボルトに交換してしまいます。

手持ちでは6本持っていなかったので、ユニディ相模大野点にて、バラ売りで購入。
ずか150円なり!

というわけで、取り付け作業スタートです。



 

カーボングリスを塗って、センター出しをして、トルクレンチで締めて終了!

 

では、早速、取り付け作業に入るのですが、今回、初めて「カーボングリス」を使用することにしました。

カーボンの組み立てに使用し、必要な締め付けトルクを低減し、表面摩擦を増加させるので、安心!

5月のGWのオーバーホールにて「カーボンハンドル」を導入してから、その形状、軽さ、ケーブルを隠せるセッティング、エアロ形状と大満足なのですが、一点だけ不満足な点がありました。



それはステムとの相性です。
きちんと指定トルクで締めても、なんだかハマりが悪いようで、思い切りハンドルに力をかけると「カチ カチ」という音がする時があるのです。(爆)

これ、不快です。

いろいろと調べると、解消方法の一つに「カーボングリス」があるようです。
専用のグリスで摩擦係数を高めることで効果がある様子。

少量ですが、安いので、今回は用意してみました。

では、必要なアイテムを全て揃えたら、交換スタートです。

こんな感じで並べてみました。

作業手順は実にカンタンです。

①付いているステムを外す
②新ステムをコラムに通す
③コラムヘッドのボルトを締める
④ステムのヘッド側にある2本のボルトを締める
⑤カーボングリスを新ステムのハンドル接着部分に塗る
⑥ステムとハンドルを留める4本のボルトを仮締め
⑦センター出し
⑧規定トルクで本締め ※4~5Nで締め
※すべてのボルトには「ロックタイト」を使用しています。

特に難しいことはないのですが、序盤でミスをしてはいけないのが、③④の順番です。
(ぼくは、初めてTREK Emonda SLを組んだ際、これを逆にやって、ヘッドパーツが圧入できず、TREK店に電話で教えてもらったのは内緒の話)

で、いきなり、⑦のセンター出しですが、ぼくはまっすぐな棒を当てて、センター出しをしました。

光の加減でなじんでしまって線に見えますが、ステンレスの棒を当てています。
(交換した車のワイパーについている金属です。コレ)

で、トルクレンチで締めて終了です。
4~5Nでしっかり締めて、安心です。

捩れでトルクを管理できるシンプルな使いやすさでロードバイクはこれ1つあれば、整備はOKだと思います!

完成です!
うん、シンプルでキレイでいいですね!

で、肝心の重量ですが、ペダル付きで7.82kgになりました。
ペダルなしのカタログ完成車状態だと、7.5kgを切りますね。

装着後、200kmくらい走行しましたが、少し窮屈さがなくなりました。
また、カーボングリスが効いているのか、このステムの精度がいいのか、以前の「カチ  カチ」という不快な異音は一切なくなりました。

もう大満足です!

やっぱりロードバイクは整備も楽しいですね。
自分で整備することでどんどん愛着も湧きますし、これからも慎重にやっていこうと思っています。

最後にもう一度、今回装着したオススメのステムをご紹介します。

というわけで、本日は以上です!

【次回以降の予告】
・欲しい!買う!アイテム  2020年下半期(7-12月)
・またしても、パンク修理をしてみた

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